どんな協会なの?

 

ご挨拶

セミドライがつなげる食卓と農家の新しい関係を目指して。

代表理事 小知和 ゆう

食は私たちの生活に最も大切な生きる源です。 数千年以前の古来より、私たち人類と植物、食物との関係は長い歴史とともにあり、生きる知恵として、乾燥、蒸留、発酵という手段を見出し、食生活を充実させてまいりました。 セミドライフードとは、食品を乾燥させてドライフードにする過程で水分量を調整した食品です。そしてその最も注目したい利点は、栄養価が高まることです。もちろん、向き不向きがございますが、栄養価が高まり、素材の味が凝縮されうまみ成分が増しておいしくいただくことができ、また生の素材とくらべるとある程度の保存が可能になり、加工性にすぐれます。 またドライフードより水分が残っておりますのでそのまま食べても美味しく、料理の方法によっては時間短縮や、素材の味を活かした高齢者食や、離乳食、ドックフード、などへの利用が可能となります。 私どもの協会では生鮮食品として販売にいたらず廃棄していた農作物にも注目し、新たな可能性を与え、古く良き時代からあった乾燥という技術を少しアレンジし、さらに蒸留、発酵などの技術も加えて新しい視点での調理法の提案を行ってまいりたいと思います。 単にセミドライという、食品を加工することの価値を研究するだけでなく、セミドライ化することでの農業支援、雇用の促進、そしてセミドライフードを通じてたくさんの皆様とおいしさを含むその価値を共有したいと考えております。 家庭での食生活を豊かにすること、また実際にレストランなどでもあたらしいメニューの共同開発などをしてまいります。 もしも、興味を持たれましたらまずはぜひご連絡ください。一度当協会主催のトライアル講座を受講してみてください。そしてセミドライフードの可能性のとりこになって頂きたいと思います! 皆様との出会いを通じ、自然への感謝や生きる喜び、食の楽しみを共有させていただければ幸いです。

 

 

協会設立経緯

日本セミドライフード協会は、任意の団体として2011年から食物、植物の持つチカラを調査・研究してまいりました。 特に近年は野菜や果物など植物を中心にセミドライフード化するとどのような機能性や味の変化があるかなどに注目してまいりましたが、この度、さらなる普及と振興活動を世界にも目を向け、素材を活かすこと、食生活だけでなく、健康の向上に寄与すること、そして生産者と消費者の方をつなぎ、農業の発展、雇用問題に寄与すべく、産業としての確立をめざして一般社団法人化いたしました。

 

 

 

一般社団法人日本セミドライフード協会
代表理事:小知和 ゆう

■一般社団法人日本セミドライフード協会の概要
・住所:東京都大田区山王2-12-6-301
・TEL:03-6429-7340
・Mail:info@semidryfood.org
・設立:2016年9月
主な事業内容:セミドライフードの普及推進と啓蒙活動 商品開発、販売、コンサルティング、出版 、資格認定 「インストラクター」および上位資格の認定と育成 情報の収集と提供 講習会および講演会 イベントの開催 海外農業支援 地方自治体や公共団体等への協力・情報提供等。